サーモ・ウールを組み合わせた組立てベッド等桐製品の開発
計画の概要
大川家具の老舗企業である桐里工房は、桐の特徴である断熱効果、遠赤効果を強化するため、新素材のサーモ・ウール(羊毛)を組み合わせることを企画し商品開発を行った。その結果、自然の温かさ、通気性という点で効果を増幅できることが確認できたため、組立ベッドとして販売する計画を立て、地域資源活用計画として認定を受けました。
桐里工房のHP
桐とサーモウールの組み合わせ効果を確認
高級婚礼家具として全国的に有名な大川家具は、バブル崩壊後、安価な中国製家具などの攻勢を受けて、販売額を大きく減少させている状況です。
そうした状況下でも、桐里工房は明治45年創業の伝統的技法を確立した老舗企業として一定の顧客層を確保し、比較的堅調に業績を維持しています。しかし、今後に向けては、新商品開発の必要性を痛感していました。
いろいろな挑戦を続けていくなかで、桐が持つ価値ある性質である遠赤効果・断熱効果をさらに高めるため、サーモ・ウール(羊毛)という素材に着目して研究開発を続けたところ、大きな効果を確認しました。百貨店等でテスト販売を行った結果、顧客の反応は上々で、しかも製造コストは従来よりも安くなることもあり、商品化に踏み切ったものです。
認定のポイント
認定を受けることができた大きなポイントは、桐里工房に高い技術の蓄積があったこと、地域に木工技術の蓄積と販売ルートが確立されていること、当商品のテスト販売で、顧客の高い評価を得たことなどの点があげられます。
内外の富裕層をターゲットに
当商品は1台あたり40万円を設定しており、健康志向、エコ意識の高まりを背景に、百貨店やネット通販などにより、富裕層への販売を企画しています。
また、中国、アメリカ、ヨーロッパなどにも業界としての販路を確立しているので、輸出にも注力していく方針を立てています。
(応援コーディネーター 秋月武敏)






