計画の概要
2010年1月29日、有限会社九州酢造がブドウ栽培の峰石園と連携して「山ぶどう」を原料とした醸造酢、および「飲む酢やまぶどう」の開発と販売で農商工連携計画として認定されました。
これは、ぶどう園経営を行っている田主丸の峰石園が有するぶどう栽培技術により、福岡県で初めて開発された山ぶどうを原料に、粕屋町の九州酢造が有する独自の果実酒の醸造技術とその設備を使って、山ぶどう酢と山ぶどうの飲料水を開発、販売するというものです。
九州酢造のHPはこちらから
九州酢造の状況
有名な大手企業が業界の4割のシェアを得ている酢の業界で、中小企業は高付加価値の酢を作ることで経営を維持している状態です。
九州酢造は以前から柿酢など果実酢を開発して、経営者自身が作成する「わがまま通信」というDMを定期的に発行し、固定客へのダイレクト販売をメインに販売活動を行ってきましたが、厳しい環境のなかで、他社製品と強力に差別化できる新製品の必要性が高まっていました。
そこで、高い栄養価があり、栽培の容易な山ぶどうに着目して製造をはじめ、試験的に道の駅などで販売したところ好評を得たので、本格的な製造販売に取り組むことになったものです。

認定までの道のり
九州酢造から、農商工連携計画の認定を受けたいという話が当拠点に持ち込まれたのは昨年5月ごろでした。当初、果実酢が出回っている現状では、新規性という面で弱さがあるのでは、という評価が一般的でしたが、経営者の熱意と高い生産技術、共同申請者である峰石園の持つぶどう栽培の技術力と先進性が評価されて認定にこぎつけたものです。
まだ試作品の段階ですが、今後は製品に改良を加え、ダイレクト販売ルートを強化し、さらに展示会などを活用して販路開拓を行う予定です。
(応援コーディネーター 秋月武敏)






